ForWORKERSBLOG

度々訪れていて、第二の故郷というくらい大好きな福島の会津若松。

その会津で400年も伝統を受け継がれているも【会津木綿】という素材があります。

この素材は、元々 野良着やモンペ等の作業着に使われていて、会津の元祖ワークウェア素材。

地域によって特徴的な縞模様が異なり、柄をみて何処の地域で働いている人がわかるのだそうです。その柄がとてもカラフルで可愛いく、私は益々興味があり、今では2軒しかない、会津木綿織元を訪れる事にしました。

3.11震災の日、二度目の会津木綿の工場視察で、まさにその瞬間、織り機がある工場にいました。

幸い、会津若松は福島の中でも内陸にあり、揺れは激しかったけれど、津波の心配はないし、死者も出ませんでした。

放射濃度も東京より安全なくらいで、沿岸部から避難してくる人達が多く、避難所が多かったです。

私が、今もずっとお世話になってる「会津縫製」の社長さんは地元の消防団にいて、消防団の皆さんと自衛隊の人も立ち寄れない区域にまで行って、救助活動をしていました。

そんな中、会津木綿にも風評被害はあり、会津縫製の社長さんと何とか企画は進めたいと私も躍起になって仕事をしていました。

民芸品だけではなく、日常着やファッションとしても会津木綿を取り入れた商品が出来ないか…と思いました。

考えついた商品が、弊社で企画販売させて貰っているデニムブランドLeeの商品に会津木綿をカスタムするという企画です。

会津木綿×Leeのエプロン、シャツ、トートバッグ等を作り、新宿伊勢丹やイベントなどで販売しました。

ワークウェア素材であるデニムと、福島MADEのワークウェア素材である会津木綿の商品は、とても良い相性だと思っています☺︎

今後も、会津木綿を日常着やワークウェアに取り入れていく意義ある企画をやっていきたいです。